SMAARTとは

佐賀モバイル・アカデミー・オブ・アート(Saga Mobile Academy of Art=略称:SMAART)は、佐賀および周辺地域のアートマネジメント人材の育成を目指すプロジェクトです。3年間にわたってセミナーや実践活動を展開するとともに、地域の文化芸術に関する情報や人材が集まるネットワークをつくります。

 2017年度の「スタートアップ(入門)編」に続き、2018年度は「ブラッシュアップ(応用)編」として、アートマネジメントの基本を学び、地域とアートについて考えるセミナーを開講します。同様に、2017年度からの継続事業として県内の文化芸術情報を発信するWEBサイト構築に取り組む「ポータルサイトをつくろう!」を開講、情報発信の実践力を身に付けるとともに、情報と人的資源のネットワーク化を図ります。さらに、本年は、実践的にアーティスト・イン・レジデンスの企画体験を行い、アートを通じて人々が交流する「アートカフェ」実現に向け、その可能性を受講生の皆さんとともに考えます。

 2019年度は「プラクティス(実践)編」として、前年度までの成果をふまえつつ、招聘アーティスト・受講生・地域住民とともに、江戸期に国内を放浪しながら「茶」を通じて人々に禅の教えを説いた佐賀県ゆかりの禅僧「売茶翁」にちなんだアートプロジェクトに取り組む予定です。その前段として、本年8月にフォーラム「茶・藝・道-売茶翁と現代ストリート文化-」を実施し、多角的な視野から、売茶翁を考察します。

 2016年度に新しく誕生した佐賀大学芸術地域デザイン学部が企画運営する本アカデミーにぜひご参加ください。

花田伸一

佐賀モバイル・アカデミー・オブ・アート主担当
花田伸一
(キュレーター/佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授)

運営メンバー

小坂智子(芸術地域デザイン学部 教授)
花田伸一(芸術地域デザイン学部 准教授)
西島博樹(芸術地域デザイン学部 教授)
杉本達應(芸術地域デザイン学部 准教授)
吉村美歩(企画アシスタントスタッフ)
緒方和子(企画アシスタントスタッフ)
芸術地域デザイン学部総務