佐賀大学芸術地域デザイン学部

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教員紹介

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芸術表現コース

ミクストメディア専攻 現代美術

柳 健司
教授
柳 健司
Kenji YANAGI
分  野:美術・工芸分野
専門分野:ミクストメディア専攻 現代美術
コメント
 現代の美術は、従来の「美術」という既存の枠を超えて、多種多様な思想や様式が展開されています。このような状況のなかで、表現者は自分自身で表現することの意義を見出さなくてはなりません。絵画や彫刻の問題、生や死や愛などの普遍的なテーマ、現在や過去や未来の社会的または個人的問題などについて自らの感性で向き合い、私たちが今生きているこの時代に、表現者として何を問い、何ができるのか・・・
 これからの時代を担う若い人たちは、芸術の様々な可能性を信じ、表現活動を真摯に追究し続けてください。この可能性を追究する行為は文化を洗練させ、精神性豊かな新しい社会を形成することにつながるでしょう。
個人・ゼミの活動
 1961年福岡県生れ。1988年東京芸術大学大学院美術研究科修了。1995年 チェルシー美術大学大学院修了。1995 - 96年 文化庁芸術家在外研究員として英国ロンドンに滞在。
 1985年より国内外にて展覧会多数。近年の展覧会に2023年『行方不明“の”日本人』(コンセプトスペース/群馬)、2022年『ちくごアートリレーション2022』(九州芸文館/福岡)、2021年『所在 - 游芸』(kenakian/佐賀)、2019年 個展『Scribble』(Haus der Kunst St. Josef/ソロトゥルン・スイス)、2019年『Japanische Positionen』(2019年 raum2810/ボン・ドイツ)、2018年『A selection of contemporary artists from Japan』(teksas/コペンハーゲン・デンマーク)、2018年『ART MEETING 2018 田人の森に遊ぶ』(田人町/福島)。
 2004年、埼玉県北部に芸術家のための長屋「KCA house」を立ち上げ2016年まで運営。2021年、佐賀市に、芸術家を招き、滞在・制作・展示を行うプロジェクトスペース「kenakian」を開設、現在運営中。

研究/作品

  • 100のポートレイト
    100のポートレイト
    【制作年】2003年
  • 記憶の表象
    記憶の表象
    【制作年】2008年
  • untitled-揺らぎ
    untitled-揺らぎ
    【制作年】2023年