オリジナリティのある表現力を養成します。
7つの専門分野

日本画
「日本画」は東洋画の歴史を継承しつつも、西洋画との衝突を契機として近代に成立しました。成立の過程で獲得した独自の視点や技術を基礎に据えながらも、認識をほぐし、いま、この場所の絵画表現を模索します。絵画制作を通して、自分自身や周囲の人間、地域社会やその歴史に向き合い、葛藤や衝突のなかから、一人ひとりの絵画の現在地を見出すことを目的とします。

西洋画
「西洋画」という呼称は、欧米から科学文明を移入してきた室町〜明治の近代史を彷彿させるものです。またその現代的展開はどうありえるのかという疑問を抱かせます。今日無自覚に洋風画を再生産することはアナクロニズムとの誹りを免れないでしょう。私たちに必要なことは、歴史的経緯を踏まえ、「西洋画」に貼り付けられてきた技術的合理性や有用性や権威から批判的な距離を取り、タブーや制限なしに現代のあらゆる視覚文化(漫画・映画・アニメーション・ゲームを含む)を渉猟し、真に現代的な絵画表現を追求することです。それは同時に、現代を生きる他ならぬこの「私」を深く探究することでもあります。この探究から生じてくるイメージに、見たこともない表現を与えることを恐れない勇気ある人は,西洋画専攻に来てください。そのような学生たちが未知の表現を実験できるように、西洋画専攻では、自由で安全で肯定的な指導空間を提供します。

彫刻
彫刻専攻では事と物の両面から創作活動に迫れるようにするため、知性的アプローチと感性的アプローチの両面から作品制作を行っています。
授業では塑造のトレーニングを積んで構成力や量感の表現力、形態の観察力を高めることと同時に、石膏などの素材を使ったキャスティングの手法を学びます。自主制作においては綿密に意見交換を行いながら、それらを総合的に応用して塑造作品や多素材による造形作品、卒業制作に生かしています。
授業では塑造のトレーニングを積んで構成力や量感の表現力、形態の観察力を高めることと同時に、石膏などの素材を使ったキャスティングの手法を学びます。自主制作においては綿密に意見交換を行いながら、それらを総合的に応用して塑造作品や多素材による造形作品、卒業制作に生かしています。

ミクストメディア
ミクストメディアゼミでは現代美術(コンテンポラリーアート)の歴史やアートワールドの動向をベースに、素材や技法にとらわれない 一人ひとりの個性を重視した、新たな芸術表現の可能性を探究します。また、学内外でのアートプロジェクトの自主企画など実践的な活動を通して、自分で考え自ら行動する力を身につけ、現代社会の要求に応えることのできる表現者の育成を目指します。

漆・木工芸
漆にとって木は素地となり、木にとって漆は防水や美観を増す塗料になります。木と漆は古くから密接に関わりながら生活の中に活用され、日本文化の一面を形作ってきました。木、漆を使った作品といっても、器や家具といった用途あるものから造形作品まで表現のかたちは色々とあります。制作の方法も彫る、組む、挽くといった木工技法から、塗り・蒔絵・乾漆などの漆工技法まで幅広くあります。一つ一つが奥の深い技法です。作品の構想に応じて柔軟に対応できるよう、2年生でこれらの木工技法、漆工技法の両方の基礎を広く学びます。3年生以降では学んだ技法を応用し、素材との関わりの中で自身の表現を見つけていきます。

染色工芸
機能に重きを置いた染色工芸、装飾を中心に考えた染色工芸、材料を大切にした染色工芸、等々、色々な染色工芸の方向があります。本教室では、蠟防染、絞り、型糊防染にシルクスクリーンを加えた主に四つの技法を学び習得していき、染色の平面表現活動を展開する中から、現代の染色工芸のありようを探っていきます。

視覚伝達デザイン
視覚伝達デザイン専攻では、より豊かな地域社会を形成するためのデザインの技術と知識を幅広く修得していきます。デザインの修得には、単に絵を上手に描けるだけではなく、他者の立場で考える想像力、アイディアを具現化する実践力が必要です。また、これらに加え、企画立案のための分析力と文章力、そして社会的格差・差別、バイアスを見抜く批判力、文字や色彩、人間の知覚などの要素をバランスよく組み立てる構成力、アイディアを伝えるプレゼンテーション能力なども不可欠です。こうしたさまざまな能力を実践と理論の両側面からアプローチし身につけます。
主な美術・工芸分野選択科目
日本画 I ~ III / 西洋画 I ~ III / 彫刻 I ~ III / ミクストメディア I ~ III / 染色工芸 I ~ III /
漆・木工芸 I ~ III / 視覚伝達デザイン I ~ III / 金属工芸 I ~ II 他
将来の進路
作家(画家、造形作家、工芸家、写真家) / 教員・美術教育者 /
一般企業(製造、服飾、インテリア、広告等) / 流通・販売 / 舞台美術など
取得可能な免許・資格
中学校教諭一種免許状(美術) / 高等学校一種教員免許状(美術、工芸) / 学芸員
日本画
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西洋画
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彫刻
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漆・木工芸
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染色工芸
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視覚伝達デザイン
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ミクストメディア
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愛蔵

家系をテーマにしたインスタレーション。99体のエビを石膏と透明レジンで作成し、海をイメージした水に沈めることで起こる水面のさざ波やエビの水面への映り込み、石膏のエビが水に徐々に溶けていく様などをとおして鑑賞者を様々な思いにいざなう。
dynamic

力強く振れ幅のある立像の形をモチーフにして、思考よりも感覚を頼りにしながら制作した。解剖学的な正確さよりも構成やねじれに関心を寄せ、それを肌感覚で確認しながら納得のいくまで制作した。
音歩(おんぷ)

2020年の新型コロナウィルス感染症に起因する行動制限期間中の歩数データ1年分を音に変換し、月ごとに思い出のある環境音と合わせて音楽を作成、その音楽を架空の3D空間に月ごとオブジェとして配置した。鑑賞者がゲームコントローラーを使ってその空間の中をアバターで自由に動き回ることで作者の2020年追体験してもらうというもの。
moments ghost ∞

いつかうみのそこ

ひととき

海に浮かぶ街

凛

パフォーマンス前田

パフォーマンス松尾

学生の自主企画展

dynamic

力強く振れ幅のある立像の形をモチーフにして、思考よりも感覚を頼りにしながら制作した。解剖学的な正確さよりも構成やねじれに関心を寄せ、それを肌感覚で確認しながら納得のいくまで制作した。
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力強く振れ幅のある立像の形をモチーフにして、思考よりも感覚を頼りにしながら制作した。解剖学的な正確さよりも構成やねじれに関心を寄せ、それを肌感覚で確認しながら納得のいくまで制作した。
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力強く振れ幅のある立像の形をモチーフにして、思考よりも感覚を頼りにしながら制作した。解剖学的な正確さよりも構成やねじれに関心を寄せ、それを肌感覚で確認しながら納得のいくまで制作した。
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力強く振れ幅のある立像の形をモチーフにして、思考よりも感覚を頼りにしながら制作した。解剖学的な正確さよりも構成やねじれに関心を寄せ、それを肌感覚で確認しながら納得のいくまで制作した。
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力強く振れ幅のある立像の形をモチーフにして、思考よりも感覚を頼りにしながら制作した。解剖学的な正確さよりも構成やねじれに関心を寄せ、それを肌感覚で確認しながら納得のいくまで制作した。
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力強く振れ幅のある立像の形をモチーフにして、思考よりも感覚を頼りにしながら制作した。解剖学的な正確さよりも構成やねじれに関心を寄せ、それを肌感覚で確認しながら納得のいくまで制作した。
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力強く振れ幅のある立像の形をモチーフにして、思考よりも感覚を頼りにしながら制作した。解剖学的な正確さよりも構成やねじれに関心を寄せ、それを肌感覚で確認しながら納得のいくまで制作した。
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力強く振れ幅のある立像の形をモチーフにして、思考よりも感覚を頼りにしながら制作した。解剖学的な正確さよりも構成やねじれに関心を寄せ、それを肌感覚で確認しながら納得のいくまで制作した。