佐賀大学芸術地域デザイン学部

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教員紹介

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芸術表現コース

絵画、ドローイング

堀 至以
講師
堀 至以
CHIKAI HORI
分  野:美術・工芸分野
専門分野:絵画、ドローイング
コメント
私の絵画制作は観察からではなく無作為に手を動かすことから始まる。そのため描こうとするモチーフは作品過程の中で発見され、定まっていく。描くことと眺めることの反復によるイメージの生成過程が私にとっての主題だといえる。とりとめなく反復される行為が絵画になっていくための条件があれば知りたく、その条件を集めているようにも思う。異なった位置にある霧と雲が平面において一つの形を生成するように、一枚の画面の中に複数の距離を描き出すことを目指している。
個人・ゼミの活動
1988年愛知県生まれ。2018年金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。イメージの生成過程を主題に絵画を制作している。線を分断する、接続するといった描画行為によって複数の時間を画面内に示し、在るような無いような図像の生成を試みている。
主な個展に2021年「凍土とウド」IN SITU(愛知)、「サザンライト」Art Space & Cafe Barrack(愛知)、2020年「pothole」大和温泉(石川)、2019年「結晶の中を回る」清須市はるひ美術館(愛知)。主なグループ展に2024年「steady light | 安戸シューティング ドローイング展」喫茶NISSIN(愛知)、2023年「#SP_RING_2023」アトリエももさだ(秋田)、2021年「港まちアートブックフェア2021」Minatomachi POTLUCK BUILDING(愛知)、2020年「スタジオゆ オ〜プンスタジオ作品展示」大和温泉(石川)、2019年「VOCA展2019 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」上野の森美術館(東京)、「群馬青年ビエンナーレ2019」群馬県立近代美術館(群馬)、「Hello my name is___」EUKARYOTE(東京)、2018年「常にそこにものすごいスピードで留まっている」See Saw gallery + hibit(愛知)など。2018年「清須市第9回はるひ絵画トリエンナーレ」準大賞、2022年第35回ホルベインスカラシップ奨学生認定。

研究/作品

  • 根や茎
    根や茎
    【制作年】2021年
    【サイズ】194×156㎝
    【素材・技法】
    キャンバス、油彩
  • practice 2021/10/8-11/29(部分)
    practice 2021/10/8-11/29(部分)
    【制作年】2021年
    【サイズ】33.3×24.2㎝
    【素材・技法】
    キャンバス、油彩
  • colloid
    colloid
    【制作年】2020年
    【サイズ】27.5×23㎝
    【素材・技法】
    キャンバス、油彩、木炭