佐賀大学 芸術地域デザイン学部Webサイト

芸術地域デザイン学部

芸術で地域を拓き、
芸術で世界を拓く

芸術地域デザイン学部のキャッチフレーズは
「芸術で地域を拓き、芸術で世界を拓く」です。
芸術の力をもって新しい時代を開拓していく人材の育成を目指しています。

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学部について

本学部における美術とは、作品の制作やモノのデザインのことだけを指すわけではなく、美術館や博物館における専門的な仕事や文化財の保護と展示も芸術の範ちゅうに含まれると考えます。現代では、まちづくりや地域おこしを行う自治体、マスコミ・TV局、企業、販売、観光などの場面や職種で、芸術的な視点が求められます。
本学部では、そのような場で必要とされる芸術的な手法や感性を磨けます。つまり人やモノを芸術や芸術的な手法によってつなぎ、地域の活性化や国際化などに貢献する人材を育成します。また、作家、デザイナー、そして教員を志望する人への教育も熱心に行います。本学部で学べる専門分野は、芸術の表現や理論はもちろんですが、地域創生に関わる様々な人文科学、社会科学の各分野を学ぶことが可能です。

2024年度、佐賀大学芸術地域デザイン学部は創設9年目を迎えました。地域創生や地域活性化が声高にうたわれるようになった1990年代終わりから今日までの間に、「地域」や「デザイン」という名を冠した大学の学部や学科が全国各地で生まれました。しかしながら、それらと「芸術」をあわせた名前を学部名としている大学学部は、管見の限り私たちの学部以外にはありません。学部の名前のみならず、コンセプト自体が他に類をみず、本学部では他大学にはないオリジナルな教育（＝人材養成）を行っているものと自負しています。具体的に言えば、「芸術（的な手法）をつかって地域をデザインする人材の養成」です。ここで言う芸術は美術が柱となります。また、私たちが定義する地域とは、私たちの身近にある地域のみならず、国内外を問わず各地にあるコミュニティーやその場所のことを指しますので、私たちが対象とするフィールドは佐賀や九州に限定されません。本学部では、以上のことをコンセプトとして幅広い分野領域から種々のアプローチによる学問的かつ実践的教育を実施しています。詳しくは今年度リニューアルされた本学部のこのHPをよくご覧になってください。

芸術地域デザイン学部長
　中村隆敏

伝統と未来をつなげる、
2コース５分野。

芸術表現コース

本コースは、芸術の本質にふれ、創造の世界を学ぶ場です。「美術・工芸」「有田セラミック」の２つの分野で構成されます。美術・工芸分野には、日本画、西洋画、彫刻、ミクストメディア、漆・木工芸、染色工芸、視覚伝達デザインなどの様々な専門性を有する教員が所属し、より広い視野を持って表現活動を学ぶ体制が整っています。有田セラミック分野は、有田窯業大学校が2016年に本学と統合することをきっかけとして、創業400年の有田焼の伝統を背景に、佐賀大学が有する表現・科学・経営を融合させた他に類のない「やきもの」の専門課程としての学びが用意されています。
地域デザインコース

本コースは、アートやデザインを活用して地域創生に寄与できる人材を育成することを目的としており、「地域コンテンツデザイン」「キュレーション」「フィールドデザイン」の３つの分野で構成されています。地域コンテンツデザイン分野では、地域が有する潜在的資源をデジタル・コンテンツ化し、アートやデザインよって表現する知識・技能を身につけます。キュレーション分野では、学芸員としての知識・技能を身につけるだけでなく、地域における遺産や歴史資料の保全・活用について実践的に学びます。フィールドデザイン分野では、地域固有の資源を活用して地域を活性化するための理論と方法を学びます。上記３分野の横断的学びを通して俯瞰力と専門力を身につけます。

芸術地域デザイン学部が
扱う領域と学びのコンセプト

本学部には芸術表現コースと地域デザインコースの２つのコースがあります。芸術表現コースでは芸術表現のための知識や技能を習得し、芸術表現の手法をもって地域創生に貢献できる人材を養成します。具体的な専門領域は、日本画、西洋画、彫刻、ミクストメディア、漆・木工芸、染色工芸、視覚伝達デザイン、陶磁・造形、陶磁・装飾成形、陶磁・プロダクトデザインです。一方、地域デザインコースは芸術と地域を結び付ける様々な学問を横断的に学び、マネジメントの視点をもって地域創生に貢献できる人材を養成します。具体的な専門領域は、映像デザイン、情報デザイン、コンテンツデザイン、博物館学、美術史、アートキュレイティング、博物館資料保存論、アートプロデュース、マーケティング、エリアスタディ、考古学、ヘリテージマネージメント、地理学、都市デザイン、異文化コミュニケーションです。

両コースの学習過程では「広い学び」と「深い学び」が用意されています。例えば、1年次と3年次のコア科目の演習では、両コースの学生が協働で様々な幅広い課題にチャレンジします。3、4年次にはゼミに所属してより深い専門的な知識や技能を習得します。すなわち、幅広い俯瞰力を持ちつつそれぞれの専門性を発揮できる人材を養成します。

芸　術　表　現　コ　ー　ス

●美術・工芸分野

日本画、西洋画、彫刻、ミクストメディア、
漆・木工芸、染色工芸、視覚伝達デザイン、

●有田セラミック

陶磁・造形、陶磁・装飾成形、陶磁・プロダクトデザイン

地　域　デ　ザ　イ　ン　コ　ー　ス

●地域コンテンツデザイン

映像デザイン、情報デザイン、コンテンツデザイン

●キュレーション

アートプロデュース、美術史、博物館学、
アートキュレイティング（博物館資料保存）、考古学

●フィールドデザイン

マーケティング、インターカルチュラル・コミュニケーション、
エリアスタディー、地理学、都市デザイン、
ヘリテージマネジメント

カリキュラム

大学院へ

キャンパス紹介

佐賀大学本庄キャンパスには芸術地域デザイン学部1号館、2号館、3号館、総合研究1号館が位置し、芸術表現コースの美術・工芸分野と地域デザインコースの教育・研究がおこなわれています。また、有田キャンパスでは芸術表現コースの有田セラミック分野の教育・研究が行わています。

本庄キャンパス

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〒840-8502　佐賀市本庄町1番地

【交通アクセス】

佐賀駅バスセンターからバスで約15分
　「4番のりば」から市営バス
　【4番】佐賀女子短大・高校線（中央大通り・佐賀大学前経由）
　【11番】佐賀大学・西与賀線
　【12番】佐賀大学・東与賀線
　【63番】佐賀女子短大・高校線（紡績通り・佐賀大学前経由）
で「佐賀大学前」下車
佐賀駅からタクシーで約10分
佐賀空港からタクシーで約20分

本庄キャンパスマップ

有田キャンパス

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〒844-0013　
佐賀県西松浦郡有田町大野乙2441-1

【交通アクセス】

JR佐世保線　有田駅下車　徒歩15分
波佐見有田インターチェンジから　車で3分

有田キャンパスマップ