佐賀大学芸術地域デザイン学部

佐賀大学芸術地域デザイン学部
国際交流イメージ

国際交流

 国際交流においては本学部開設以来、大学の協定校への留学を多くの学生がチャレンジしています。コア科目の中に留学のための講義もあり、留学前の準備をしっかり行えるようカリキュラムも整えています。また、海外から留学生の受け入れも積極的に取り組んでいます。
留学事例
  • リトアニア、ヴィタウタスマグヌス大学 留学事例
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渡航先:リトアニア、ヴィタウタスマグヌス大学
渡航期間:2022年8月~2023年1月
体験談:大学があるカウナスの町には、ギャラリーやウォールアートがあり、日常の中で芸術に触れる機会が多くあります。授業は座学に加え実践的な内容も多く、リトアニアの芸術文化の授業では、実際に美術館を訪れ、作品の背景や制作者の人生について学ぶことができました。また、音楽制作理論の授業では、リトアニアの学生と共同で5分間のミュージックビデオを作りました。興味深い授業や国際色豊かな学生との交流を通して、刺激的な経験ができました。
  • スペイン、アルメリア大学 留学事例
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  • スペイン、アルメリア大学 留学事例
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渡航先:スペイン、アルメリア大学
渡航期間:2023年8月23日~2024年1月23日
体験談:アルメリアはバルセロナやマドリードと比べて知名度の低い都市ですが、南端に位置することから、ヨーロッパにありながらイスラムの文化も取り入れた街並みが広がっています。授業では観光マーケティングなど地域デザインに関わりのある授業があり、他の留学生との多くのグループワークを通して、意見交換を中心に基礎から実例まで学ぶことができました。またアルメリア大学はグループワークを軸とする授業構成のため、ヨーロッパ内外の多文化的な学生たちの中で議論・発表するという、とても貴重な経験をしました。
  • ヨハンナ研究発表会SIGMA_5イメージ
  • ヨハンナ研究発表会SIGMA_8イメージ
JSPS(日本学術振興会)サマープログラム招聘研究者
Ms. Johanna Laura König氏(ドイツ)の受入れ

芸術地域デザイン学部有田セラミック分野
ヨハンナさんは6月~3ヶ月間、日本の特に有田のものづくりや工芸、それらを伝える文化について、さまざまな職人さんや制作者へのインタヴューを通して、ものを生み出す制作者やその行為への深い理解に努め、肥前窯業の調査と研究を行い、肥前地区の焼き物生産の現場に在る職人の心、素材との関わり方、仕事と人の暮らしとの関係などに焦点を当てた。また、その研究成果発表会と展覧会「FEEDING LISTENING」(2022.8.9)ではこれらの調査を基に、その研究のメタファーを創作に繋げ作品に表現した。
  • ベツァルエル美術デザインアカデミー_STORY BOX exhibitionイメージ
  • ベツァルエル美術デザインアカデミー_Closing Ceremonyイメージ
イスラエルのベツァルエル美術デザインアカデミーとの教育研究交流
新型コロナウィルス禍での国際交流の在り方を模索し、有田セラミック分野とイスラエルのベツァルエル美術デザインアカデミーのガラス・セラミック分野が、2021〜2023年、2つの課題『GRANDMOTHERS CUP/おばあちゃんのカップ』と『STORY BOX/箱にまつわるストーリー』の教育研究交流を行なった。両校の学生や教員が同じ課題を行い、オンラインでの研究発表会と両校での合同展覧会を開催した。全く異なった生活や文化、地域性や歴史的背景を持つ国が、芸術表現を通した同じ課題に取り組む中で、相互に様々な効果や創造の刺激を享受することができた。また『GRANDMOTHERS CUP/おばあちゃんのカップ』はミッドタウンデザインハブで開催された「ゼミ展2023」にも出展した。