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新型コロナウィルス感染症拡大防止対策について(保護者の皆さま)

芸術地域デザイン学部 保護者の皆さま

新型コロナウィルス感染症拡大防止対策として、佐賀大学では学生のいのちを守ることを最優先に考え、入学式を初めとする新学期の諸行事を中止いたしました。また、開講時期を延期するとともに、前期の授業を原則的にオンライン授業のみといたしました。このような大学の対応にご理解をいただき、深く感謝の意を表します。オンライン授業においては、当初、配信・受信の双方においてトラブルが発生したこともありましたが、オンライン授業開始後、1か月以上が経過した現在においては、ほとんどの授業において問題なく授業を実施できておりますことをご報告いたします。

とは言え、オンライン授業が対面授業で行っていることを全てカバーできているとは言えませんし、受信されている学生たちの中には、オンライン授業の方法や内容に満足していない人もいると思います。また、授業以外においても、大学生活に様々な制限がかけられ、不自由を感じ、不安な気持ちで毎日を送っている学生も少なくないでしょう。

私たち教職員は、そのことを十分理解しているつもりですが、感染が収束し、学生たちが平常の大学生活が送れるようになるまで、もうしばらくこの体制で教育を行っていくことにご理解をいただきますよう、お願い申し上げます。私たち教職員はこのような状況の中で、少しでも質の高い教育を学生たちに提供することを考えるとともに、日々、学生たちとコミュニケーションをとり、学生たちの不安や悩みに耳を傾けられるよう、学部全体の体制を整え、実践しているところです。

6月からは、段階的に一部の授業において対面授業が実施されるようになる予定です(詳細は未定)。今後も学生たちの安全安心に留意し、オンライン授業、対面授業の両方に取り組んでまいります。また、学生たちの就職支援や学生生活全般に対する支援にも一層の努力をしていくつもりでおります。保護者の皆さまには、本学・本学部の新型コロナウィルス感染症対策の方針、ならびに本学・本学部の教育体制をご理解いただき、今後ともご支援、ご協力を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。

                         芸術地域デザイン学部長

                                吉住磨子