一般入試Q&A

一般入試Q&A

Q1. 芸術表現コースの入試は、文化教育学部の美術・工芸課程の現在の入試とかなり変わりますが、その理由は何ですか。

A:芸術地域デザイン学部、特に芸表コースの発足には、60年の歴史を誇る現在の美術・工芸教室の実績が大きな原動力となりましたが、芸術地域デザイン学部は美術・工芸教室の歴史を踏襲しつつ、他の芸術学部にはない独自の芸術系の学部をめざします。それゆえ、これまでの美術・工芸課程に集まったタイプの受験生はもとより、それ以外の多様なタイプの受験生を集めたいという意図によって、入試を変えました。

Q2. 芸術表現コースのセンター試験3科目型と4科目型について説明してください。

A:2つの型から選択できるようにしたのは、A.1で述べたように、多様な受験生に入学してほしいと考えるからです。すなわち、文系が得意な人、理系が得意な人、学科がより得意な人、実技がより得意な人、そして、発想の豊かな人など、さまざまな特性をもった人に対応するため、3科目型と4科目型を選択肢としました。

たとえば、芸術表現コースを志した時期が遅く実技に自信がない人には、個別学力検査で発想を見る試験を課すセンター試験4科目型で受験することをお勧めします。また、4科目型は3科目型に比べて、個別学力検査よりもセンター試験の配点が高くなっていますので、実技よりも学科の得意な人向きの試験であることは言うまでもありません。

Q3. デザインを学びたい人は、芸術表現コースか地域デザインコースかどちらに入学すればよいですか。

A:デザイン分野は、どちらのコースでも学ぶことができますが、入試が異なりますので、各自にあった入試によって、また、希望するデザインの内容によって、どちらのコースに入学するかを決めてください。芸術表現コースのデザインは、デザインの中でも、視覚伝達デザイン・グラフィックデザインが中心となります。一方、地域デザインコースのデザインは、映像、情報、コンテンツの各デザインが中心となります。コースによってカリキュラムも異なります(カリキュラムについては、本HPのカリキュラムのページを参照してください)。

Q4. 芸術表現コースの3科目型と4科目型について、それぞれ定員はあるのですか。

A:3教科型と4教科型にそれぞれ定員はありませんが、受験生の割合によって、ある程度それぞれの点数に分配します。例えば3教科型の受験生が60%、4教科型の受験生が40%であれば、ある程度実技点の上位者がその配分になるようにします。明確な定員はありませんが、このようにして、合格者の中で3科目型と4科目型に極端な偏りがないように配慮はします。

Q5. 芸術表現コースの個別試験の内容について詳しく教えてください。

A:前期日程の実技試験は3科目型または4科目型を選んでもらいます。3科目型は、描写力をみる試験ですが、次の3つの中から選んで解答してもらいます。1)木炭による石膏デッサン 2)鉛筆による石膏デッサン そして、3)水彩による静物着彩です。木炭を選択した学生は木炭紙、鉛筆を選択した学生はTMKポスター紙の木炭紙大、水彩を選択した学生はB3の水彩紙を使用する予定です。この試験では、描写力や構成力、そして感性などを評価の基準とします。試験時間は6時間です。一方、4科目型の実技検査は発想力(構想力)をみる試験です。鉛筆や色鉛筆、マーカー、紙などの基本的な素材を使い、A2ぐらいの大きさのイラストレーションボード上で表現をしてもらいます。時間は5時間です。但し描画素材や紙のサイズ等は未定です。受験生に不利益がない程度の変更等がある可能性はあります。

後期の実技検査でも、描写による表現か、発想による表現から一つを選択してもらいますが、試験時間は5時間です。

Q6. 芸術表現コースの水彩による静物着彩について。透明水彩を使用するのか不透明水彩を使用するのかを教えてください。また卓上着彩か囲みのモチーフかを教えてください。

A:透明水彩絵の具を使用します。またモチーフは卓上を想定しています。解答用紙はB3水彩紙を予定しています。

Q7. 静物デッサンではなくて、静物着彩なのですか。

A:最近は、大学入学前に水彩を描いたことがない学生が増えてきました。せめて一度は水彩に触れて入学してきてほしいという願いからです。また色彩感覚に優れた学生を望んでいます。今までの美術・工芸課程の試験では静物の鉛筆デッサンを試験科目として課していましたが、沢山手数が入ったものが多くありました。これだけ手数を入れることが出来るのなら、水彩でも良いのではということになりました。

Q8. 石膏デッサンについて、木炭デッサンは鉛筆の併用は可能ですか。

A:可能です。但し最終的に木炭デッサンの補助的役割として鉛筆を使用したデッサンに仕上げてください。

Q9. 実技試験(芸術表現コース、地域デザインコース両方)で試験時必要な持参道具を教えてください。

A:問題用紙(木炭紙、TMKポスター紙、B3水彩紙イラストレーションボード)などはこちらで用意します。またイーゼル、カルトンもこちらで用意します。その他のものは持ってきてください。デスケールの使用も可能です。カメラのついた機器等は使用できません。

Q10. 地域デザインコースの個別学力試験(総合問題、問題解決・提案力テスト)の内容について詳しく教えてください。

A:地域デザインコースの前期試験では、総合問題を課します。総合問題は、文章(英文を含む)や資料(図表、写真、絵、地図など)を題材に、読解力、論理的思考力、分析力、考察力を問います。基本的な語彙力など、知識についても問うことがあります。高校の現代文や一般的な小論文の対策で対応できる標準的な「文章読解型」の問題です。

後期試験では、問題解決・提案力テストを課します。これは地域や社会に関する課題や事象に対する解決策や提案を、文章や図表、絵などにより、簡潔にB3用紙にまとめてもらう試験です。この試験は、企画力・発想力等を含む問題解決能力及び提案力を見る試験であり、美術表現実技の能力・巧拙を問うものではありません。解答イメージにこだわる必要はありません。しっかりした問題設定と解決に向けた提案が論理的であることが必要です。表現力として、わかりやすくインパクトがあるものを評価します。企画力として、オリジナリティの高いものを評価します。このように書くと、ずいぶんハードルが高そうな試験に聞こえるかもわかりませんが、普段の高校の勉強にしっかりと取り組み、また、地域や社会について高い問題意識をもっていれば、問題解決・提案力テストに十分対応できますので、恐れることなくチャレンジしてください。

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