Q&A

Q&A

Q1. 歴史、考古学、地理学、異文化コミュニケーション、国際関係学、地域史など、文化教育学部の人間環境課程や国際文化課程で学べた学問を学びたいのですが、可能でしょうか。

A:もちろん可能です。本学部にはこれらの分野を専門とする専任教員がいます。2つの課程を目指していた高校生のうち、教員免許取得を希望し、将来は教員を志望する人は教育学部を、一方、国際的な仕事に就きたい、あるいは考古学や地理学を学んで歴史文化遺産の保存や活用に関わる仕事をしたいと考えている人は、芸術地域デザイン学部への入学をお勧めします。

Q2. 国際的に活躍できる仕事に憧れています。外国語や外国に関わる科目はありますか。

A:あります。外国語は英語の他、フランス語、ドイツ語、朝鮮語、中国語を学ぶことが出来ます。また、外国の歴史や文化に関わる科目、異文化コミュニケーション(英語を母語とする教員が担当)、海外での実習も選択できます。教員の中には外国の美術館や博物館などでキャリアを積んだ教員もいます。

Q3. 本学部で取得できる資格は何ですか。

A:中学校美術教員免許、高校美術・工芸教員免許、そして学芸員資格を取得することができます。

Q4. 希望する分野にはどのようにして振り分けられますか。

A:本学部では、専門性と様々な学問分野の知識や手法の両方を身につけることができます。学生の希望を尊重しながら、教員と学生が話し合いの上、各自の適性を見極め、2年次から専門の分野に分かれます。2年次以降も自分の専門とする分野以外の勉強も続けることができます。

Q5. 留学に関心があります。留学のチャンスはありますか。

A:本学部は、国際交流を盛んにし、質の高い教育・研究体制を構築するために、また、学生の留学機会を拡げるために、ヨーロッパ(ドイツ、オランダ等)やアジア(大韓民国、タイ等)の大学と協定関係を構築しつつあります。協定関係のある大学以外の海外の教育機関への学生の留学についても、積極的に支援していきます。

Q6. デザインを勉強したいのですが、どちらのコースで学べばよいかわかりません。

A:芸術表現コースで勉強できるデザインは、視覚伝達デザインです。一方、地域デザインコースでは、映像デザイン、コンテンツデザイン、そして情報デザインです。2つのコースは入試の内容が異なりますので、注意してください。

Q7. 芸術表現コースで視覚伝達デザインを学びながら、映像デザインやコンテンツデザイン、そして情報デザインの授業を受講することは可能ですか。

A:可能です。一方のコースに所属しながら、もう一方のコースの授業を受講することが可能です。

Q8. 文化教育学部の美術・工芸課程は、芸術表現コースの母体となっているそうですが、両者の間に違いはあるのですか。

A:芸術表現コースには、美術・工芸課程にはなかった新しい要素もあります。まず、ミクストメディア、セラミック工学という新しい分野が加わります。また、芸術表現コースでは、作品を効果的に展示したり、作品をマネジメント(流通、販売)したりする能力を修得させるために、アートマネジメントやアートマーケティングにも教育の力点を置きます。そして、最高の施設環境を備えた有田キャンパスを中心にして行う有田セラミック分野を拡大した点も芸術表現コースの大きな特徴です。

Q9. 本庄キャンパスと有田キャンパスは離れていますが、学生は2つのキャンパスの間をどうやって移動するのですか。また、陶芸を学びたいのですが、どこに住めばよいですか。

A:2つのキャンパスは専用のシャトルバスでつながれます。授業の開始と終了に合わせて、バスは運行されます。また時間割も2つのキャンパスの授業が難なく履修できるよう配慮されています。陶磁器・ファインセラミックスを学ぶ人は、2年次後期から有田キャンパスで行われる授業が中心となります。
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Q10. 芸術地域デザイン学部に興味はあるのですが、おとなしい性格です。本学部で修得できる力として、グループ実習を通したコミュニケーション力や協調性などが挙げられていますが心配です。こんな私でも芸術地域デザイン学部でやっていけるでしょうか。

A:やっていけます。本学部のモットーは、一人ひとりの個性にあった教育指導です。内気な性格をポジティブに捉え、好きな勉強に打ち込んでください。もちろん、あなたにその気があれば、本学部で学ぶことによってコミュニケーション力などをアップすることができます。

Q11. 新学部のため、先輩がいないことが不安です。

A:芸術地域デザイン学部の先輩はいませんが、文化教育学部の国際文化課程、人間環境課程、美術・工芸課程の先輩(2~4年生)はいます。特に美術・工芸課程の先輩や院生(教育学研究科)は、芸術地域デザイン学部の学生と同じ校舎で学びますので、先輩と多くの接点があり、先輩からいろいろと教えてもらうことが可能です。

Q12. 新しい学部、しかも芸術系なので就職が心配です。

A:本学部では、学生の就職支援を大切にします。教員、キャリアセンター(就職課)などが一体となり、学生の就職支援にあたります。本学部の芸術表現コースの母体である文化教育学部の美術・工芸教室は60年以上の歴史があり、教育界、一般企業、自治体、美術館などに多くの人材を輩出しています。その同窓会組織も十分に活用して、就職支援に取り組みます。キャリア教育にも力を入れ、キャリア意識を向上させる科目などを必修科目としています。また、3年次にインターンシップ(企業や自治体などにおける実習)を取り入れることも計画しています。芸術的な視点や手法、発想力やデザイン力(計画や企画を構想し、実践していく力)など、本学部で特に力を入れて教育する能力は、さまざまな職種で必要とされています。現在、社会で求められているスキルや知識は何かを察知し、それを育む教育を行い、学生を希望する進路へと導くことが教職員の使命と考えています。